久しぶりに、往診で健康診断に行きましたよ
このワンちゃん、もう一昨年(2013年夏)になりますが腹腔内腫瘍(肝臓か脾臓の腫瘍)が見つかりました。
で・・・ご家族は年齢等も考慮され、検査及び積極的治療(手術や化学療法剤など)は希望されなかったワンちゃんです。
そうなんですで、元気にしているかな
お腹のしこりが大きくなって苦しんではいないかな
とか、思っていたら、街でバッタリ会った、飼い主様からまだ頑張って生きているけど、一回、診察してくださいとの依頼を受けました。
往診で伺ってみました。
腫瘍発見から1年半以上経ち、貧血の症状や、視力の低下はありますが、こんなに元気に気持ちよく生活してるんです。
至れり尽くせりの、見てくださいこのお玄関にあるベッド
フカフカですが、体力の弱ったSちゃんが足を取られないように、クッションの上に少し固めのマット(グレーのマット)がかぶせてあるんです
心遣い、感服しました。
今回感じたことは、懸命に病気と戦うことも大切ですが、あえて戦わず、ただただ愛情をかけることの大切さ貴重さを教わった往診でした