予防治療

ペットは自ら体の調子が悪いことを飼い主に伝えられません。
元気に見えるけど、外からは見えない体の中の様子を定期的に調べてあげましょう。

若齢(2カ月~3歳)

若いうちは感染症や先天性疾患を中心に診察します。

中年期(4歳~6歳)

中年齢時期は内臓関係を中心に診察します。

高齢(7歳以上)

高齢の場合は関節疾患やホルモン失調などのチェックを重点的に行います。

猫の場合、犬より動物病院が苦手なので、どこか具合が悪くならないとなかなか病院に連れて行きづらいものです。
でも、健康そうに見えても動物病院の健康診断で約10%の割合で何らかの疾患が見つかったということもあります。
一度の血液検査で隠れた病気を発見することが可能ですので、特に異常が見られなくても1年に1度は健康診断を受けさせてあげることをお勧めいたします。
また、7歳を過ぎた高齢の猫は半年に1回の検査が理想的です。

血液検査を定期的に行うメリット

健康な時の検査データを残す

健康な時に検査したデータを残しておけば、具合が悪くなった時にも早く気づくことができます。

病気の早期発見

病状が現れる前に血液検査で病気を早期発見できれば早期治療も可能になり、QOLの向上にもつながります。

血液検査の種類について

血液検査にはいくつかの種類があります。一般的な血液検査では、以下のようなことがわかります。

血球計算

赤血球・白血球・血小板といった血液中の細胞を調べる検査です。貧血や炎症、感染などの有無を調べることができます。

血液化学検査

血液中の化学物質を測定する検査です。タンパク、肝臓、腎臓、副腎、甲状腺、上皮小体、胃腸、膵臓、電解質などに関連する異常を検出します。

内分泌検査

血液中のホルモン濃度を測定する検査です。高齢の動物では内分泌腺(ホルモンを産生するところ)の病気が比較的多くみられます。

血液検査以外の検査について

血液検査だけではすべての病気を発見することができません。健康診断には問診・身体検査・血液検査のほかに尿検査・糞便検査・レントゲン検査・超音波検査などの様々な検査方法があり、それぞれ得意/不得意な分野があります。
実際の健康診断は、目的によってそれぞれの検査を組み合わせて行います。

犬種別

高齢の場合は関節疾患やホルモン失調などのチェックを重点的に行います。