アレルギー性(アトピー性)皮膚炎との上手なつきあい方

蒸し暑い日が続いていますね

このような季節は、どうしても犬や猫の皮膚疾患は増えます

特に、最近は、一昔前の単純なノミに刺咬による皮膚炎とかは少なくなり、私達ヒトと同様のアレルギー性皮膚疾患が目立ってきています。

飼い主様にとっては、とてもとても重大な問題で、特に食事にとても気を使ったいらっしゃる方が多いようです。

ただ、アレルギーの病気って実はそんなに単純な事では割り切れるものではなく、皮膚のバリアーの問題やスキンケア、もちろん免疫療法など、これらをピンポイントで押さえながら経過を、いかにその患者さんの一番健康に近い状態に保つかがポイントです。

皮膚のバリアに関しては、最新の注目ポイントは下記の3点です

  1. セラミド⇒脂質ラメラ構造を作り角質に水分を保持しやすくする
  2. TEWL(経皮水分蒸散量)⇒皮膚から逃げる水分の量です
  3. フィラグリン⇒フィラグリン(FRG)は角質細胞においてケラチン線維を凝集させる(ヒトのアトピー性皮膚炎の責任遺伝子)皮膚はケラチンがくっついて外界からの刺激や抗原を防いでいるのです

skin_01つまり皮膚のバリア機能を回復させることが大切

 

シャンプーもただ頻繁にすればよろしいかというと、実は、界面活性剤により皮脂・角層間脂質が除去されるというデメリットもあります。

また続きは、順次アップして参ります。

犬や猫にやさしい麻酔・手術を・・たとえ避妊去勢手術でも。

犬や猫の飼い主の皆様、術前鎮痛術中鎮痛術後鎮痛って御存知ですか?

去勢避妊手術を受ける動物は多くなりましたが、実際手術の麻酔の時にどれだけ 痛みを感じないでいれるのかはただ麻酔が覚めた時だけではないんです。

いかに手術中や、いやその前の手術前に痛みを抑えてあげるかが、今重要視されています。

ただ去勢避妊を単に習慣的に、済ませるのではなくいかに痛みを抑えて手術をしてあげるかが大事ですね。

また続報をアップします。

新着学術情報 犬猫の体に炎症があるかないかの診断法 炎症マーカー CRP検査

飼い主様方は、ご自分の犬や猫の体の健康状態ってすごく気になりますよね

そんな時、便利なしかも血液検査で炎症(しかも命に関わるような、あるいは犬や猫の生活の質を悪くしているような)が有るか無いかが分かるんです。

今回、新情報はその検査の原理並びに思考法について勉強して来ました

その検査名はCRP(炎症マーカーと呼ばれています)という、タンパク質を測ることによりそれが分かります(猫ちゃんはまた別の項目です)

日本は小児科を中心にこの項目の検査はとても進んでいます。

今後犬や猫、動物でもデータが揃ってくればとても役立つはずです。

ご自分の犬や猫ちゃんが症状がないけどなんとなく調子が今ひとつという時には、病院に検査のご相談をしてみてください。