暑い時期、仔犬の下痢、猫ちゃんの皮膚病が増えています

暑い日が続いております

最近、仔犬の下痢の症状が多いようです。

中には検便で、ジアルジアという腸の寄生虫が見つかることも ・・・

下痢が見られる仔犬や、そうでない健康そうな仔犬でも検便を動物病院で受けられることをお奨めします。

あと猫ちゃんの皮膚病(細菌感染による皮膚病やアレルギー性の皮膚病)が増えています。

原因は、ノミ(ほとんど猫ちゃん身体からは見つからないことも多い)であったり、食物アレルギーが影響していることも・・・

中にはこのどちらにも属さないタイプのアレルギー性の皮膚炎も存在します。

猫の非ノミ非食物性アレルギー性皮膚炎

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猫ちゃんで、なかなか痒みが治まらないようでしたら、この病気なども考えられます。

病院への受診をされてみてください!!

 

 

猫ちゃんにもフィラリア症があるのをご存じですか!?

ご覧のとおり、日本全国で猫ちゃんにも犬糸状虫症(元々は犬の心臓の寄生虫でした)が感染し様々な症状を引き起こしているようです。

ほとんどはっきりとした感染の兆候もなく、飼い主様が知らない内に感染が進行することも有ります。

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詳細等、近日アップしてまいります。

犬アトピー性皮膚炎の飼い主様へ、またひとつの朗報!!減感作療法

ワンちゃんの飼育環境の変化や診断技術の向上などにより、近年増加している疾患が、

アトピー性皮膚炎です

この病気を発症すると、生涯に渡る継続した管理(投薬や食事療法及びスキンケアが中心)が必要になります。

今回、犬アトピー性皮膚炎の唯一の根治療法と期待される減感作療法はハウスダストマイトやブタクサ、スギ花粉などに起因するアトピー性皮膚炎に対する抗原特異的な治療法です。

つまり、

  • 皮内反応試験またはIgE抗体測定により同定された感作抗原を徐々に繰り返し、皮下注射することで、光源に対する反応性を弱め、アレルギー反応を起こらなくする根治療法と考えられています。
  • 方法は1周間間隔で6回、お注射をしていくものです。

新規ドキュメント 3_1

 

  • すべてのアレルギーのワンちゃんが対象とは限りませんので、まずは診察を受けられることをお勧めいたします。

犬ちゃんや猫ちゃんの熱中症が増えています!!

ここ数日の朝早くから夕方過ぎまでの、暑さはとても厳しいですね

熱中症とは、以前よく使われていた熱射病と比較してみると、日差しの下でなく屋内でも起こります。

熱中症の重症度分類(日本神経救急学会による)

  1. I度軽症 日陰で休む。水分補給
  2. II度中等症 病院にかかり補液を受ける必要がある
  3. III度重症 救急車で救命医療を行う医療施設に搬送し入院治療の必要がある

特に怖いのはIII度熱中症で、診断基準は

  • 暑熱への曝露がある
  • 体温39.5℃以上
  • 脳機能・肝腎機能・血液凝固のいずれかひとつでも異常徴候がある

の3つを満たし、身体の異常として、異常に亢進した、血液凝固は体温の過度の上昇によって体タンパク質が壊れ、身体のあちこちで、内出血をした結果、それらの内出血を止めるために血液が凝固するために起こります。言い換えれば、熱射病になった後に起こってくる合併症的な怖い症状です。

実際これで、車に置き去りにされた小さい幼児が命を落としていますよね。

日頃から、犬ちゃんや猫ちゃんの体調には気を遣うことも大切ですが、大事なのは、犬ちゃんや猫ちゃんたちが過ごしているお部屋に温度計を起き、飼い主様の体感温度だけに頼らず、正確な温度管理も必要な気がします!昼間の暑い時間帯はなるべく外出を避ける(特にパクさんとか、肥満のある犬ちゃんなど)

あと当院ホームページの熱中症予防情報もご参考にして下さい

抗がん剤治療最前線

一昔前は、犬や猫ちゃん達の死因のトップ3は、フィラリア感染症だったり、伝染病だったのが、やはり私達ヒトのトップと同じで、悪性腫瘍(がん)がトップになっています。

腫瘍の種類によっても若干違いがありますが、外科手術や化学療法、場合によっては放射線治療など、動物もヒトと同じような治療法が行われるようになりました。

linecamera_shareimage分子標的薬は病気の細胞(がん細胞など)の表面にあるタンパク質や遺伝子をターゲットとして効率よく攻撃する薬として、いま注目されておりヒトへの応用も進んでいます。

従来の抗がん剤だと、重い副作用が出たりしがちですが、そのあたりもこの薬は副作用が全くないわけではないですが、より患者さん(腫瘍を患っている犬や猫ちゃんたち)の負担が少なくなっているようです。

今回、このセミナーに出席して少しでも早く、役立てられるように情報を収集してまいります。

 

犬や猫の最近の皮膚病への対策パート2

では、まずは感染症からの皮膚病とは、そんなに難しくありません!!下の絵をご覧ください。

13E0172C-B76B-46D6-9A94-AD242EC2FC56そうなんです!!まずは日常的に、日本のような高温多湿な地域はいくらノミの成虫が見えなくてもノミを油断するとノミの全人口!(ポピュレーションと言いますが)の85%は卵と幼虫なのです。うちの犬でノミは見たことがないと油断していると、タンスの隅やカーペットの間には卵幼虫があ出番を待って待機中ということがよく散見されます。

次は、肉眼では見えない皮膚の中に住んでいる寄生虫(主に、疥癬とニキビダニ症)、これは特に病院で、皮膚の検査を受けないと、なかなか除外することが出来ません。

そして、一番多いと考えていいのが、細菌感染による膿皮症です。

これはブドウ球菌、私達、ヒトの膿皮症とびひ等とは厳密に違うブドウ球菌で、Staphylococcus pseudintermediusが主な原因の細菌です。

感染症の最後は、真菌(犬皮膚糸状菌症とマラセチア症)です。

皮膚糸状菌症は人獣共通感染症で私達ヒトにも症状を出す、いわゆる水虫のような病気です。

ただ、皮膚糸状菌症は犬との親和性は悪く(つまりあまり仲良くないので猫のほうが多い病気です)

逆にマラセチア症は、犬の皮膚の柔らかいところや、外耳炎の原因にもなり、アレルギー性皮膚疾患との合併症もよく見られ、シーズーのような犬種は長期間、薬用のマラセチア症葉のシャンプーが必要なワンちゃんもいます。

以上が、感染症のまとめです。

これらを、ある程度コントロールあるいは除外した後に、どうしても再発性の痒みなどが身体の特徴的な部分に出ていると、次のパート3で触れる食物有害反応(いわゆる食物アレルギー)やアトピー性皮膚炎を考慮していく必要があります。

犬や猫の最近の皮膚病への対策パート1

  1. 犬や猫の痒みを起こす病気は、もちろんアレルギー性皮膚炎だけではなく、たくさんあります。大きく分けると下の絵のように考えると整理しやすいです
  2. つまり左から上に向かって診断やケアと治療をしていくことが大切です。

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ダニでしょ!イマでしょ!

ジメジメした時期が続いています

この時期、増えてくるのがダニの仲間です。

マダニのような屋外のダニから、チリダニのような屋内で生存するダニまで、まさに今が一番多く発生し、私達ヒトから犬や猫まで予防や対策が必要です。

屋外のマダニは例の西日本で死亡の被害まで出たSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が未だに警戒が必要ですが、犬や猫にも寄生し、皮膚症状を起こしたり重度の溶血性貧血を起こしたりすることがあります。

実はコレには結構皆様、ずいぶん誤解されている部分があるようです。

ダニが寄生した場合、よく、ヤブの中に入ったからとか、山へ連れて行ったからとか言われる方が多いですが、下の写真を見てください。

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実は、道端の溝沿いを歩いているだけで白い布に、ダニがたちまち寄ってくるのです

そうなんです、ダニは山の中に立ち入らなくても、普通に道端や街路樹の雑草とかにもいるのです。

もちろんそれらが全て、重症熱性血小板減少症候群などを引き起こすと心配しすぎなくてもいいと思いますが、

身近にいることだけは意識しておくことが大切かもしれません

 

今さら?イヤ、今こそシャンプー療法!!

飼い主様のワンちゃんやネコちゃん、アレルギー性皮膚炎でお悩みでは??

まず一言で言えば、ワンポイントで攻めても無理です

だって私達、ヒトのアレルギー性皮膚炎の管理がそうですよね。

う~ん解ってても、いざシャンプーになると二の足を踏みますよね

でも、大事なんです

感染性、乾燥性、色んなメカニズムで起こるからアトピーなんですよ!!

それらの対策には、内服薬だけに頼っていても多分、アレルギー治療の、一つの点でしかないのです

うーんではどういうシャンプーが

、これから順次アップしていきますが、やはりその子の体質を飼い主様と主治医が理解して決めていく

これから色々アトピーの最新情報等収集しながら頑張ってまいりましょう

アレルギーを抑える薬という点、シャンプー(特にスキンケアに基づく)という点、食事療法という点、これらのを結びつけていきアレルギー症状をコントロールしていくことが大切ですね

7月23日、近隣国台湾で狂犬病発生!!

7月23日、台湾当局は台湾南東部において、狂犬病に感染したイタチアナグマによる、人間への咬傷事故が発生したと発表しました。

台湾での狂犬病発生は54年ぶりだそうです。

これは、日本での狂犬病の発生記録とほぼ同じ年数で破られたことになります。

たしか日本では昭和32年(ヒトは31年が最後だそうです)猫での発生が最後だったと思います

スクリーンショット 2013-07-30 17.41.43国外から入る船舶の防疫やまずはペットたち(今日本は犬だけ義務化されていますが)狂犬病予防接種がとてもとても大切になってきます。